日南市議会 議員定数削減を否決

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日南市議会で議員定数を30人から22人に削減する直接請求の採決が17日に行われ、賛成11・反対30で否決されました。

議員の中から22人を28人にする修正案の採決がありましたが、賛成13・反対28で修正案も否決され、傍聴席の市民らは落胆していました。

合併協議会において市の議員定数は、2011年4月末の選挙で現在の42人から30人に削減することが既に決まっていますが、自治会連合会(松岡庸夫(のぶお)会長)らは12月2日に有権者の50%を超えた約2万5千人分の署名と、議員定数削減条例の制定を直接請求しました。

松岡会長は「自分たちの財政を考えてもらえる人を、今度(次回の選挙)は市民の方に選んでもらいたい。」「今回の活動は無駄ではなかった」と話していました。

直接請求に基づき市議会条例案を提出した谷口日南市長は「議員の皆様方が判断した結果として、受け止めさせて頂きます」とコメントした。

民意の声を否決した市議会議員への風当たりが今後ますます冷たくなりそうです。


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