日南学園高等学校（藤原昭悟校長・生徒数５６３人）で２２日、調理科３年生による卒業作品発表会が体育館でありました。
卒業作品発表会は今回で２５回目となり、３月に卒業する２５人の生徒が、昨年秋から入念にレシピを練り実習を重ねてきました。
調理科生徒代表が「２５名全員５ヶ月間より良いものを作るために、放課後や冬休みを利用し一生懸命取り組みました。たくさんの方の支えがあって今の私達がいるという事を常に忘れず、感謝の気持ちを持ち頑張って行きたい」とお礼の言葉をあいさつ。
野田恭子調理科教諭は「従来の和食洋食、中華料理の型を破って、和洋折衷の創作料理が多い。社会情勢が厳しい昨今、平和の必需品は食ではないかと痛感させる創作料理の数々です」と作品を講評しました。
そして３年間磨き上げた料理の腕を学校関係者や保護者らに披露しました。
会場には、和洋折衷料理やデザートなど１５１作品（個人１４２作品、グループ７作品、コンクール２作品）が並びます。
夜通しで作品を仕上げた生徒たちは、各テーブルで試食作品の説明をして料理を振る舞っていました。
３月に卒業する生徒の進路は、ホテルや食品企業、大学や専門学校など、ほぼ決まっています。
生徒たちは、ここまで成長させていただいた方々に感謝の気持ちを精一杯表現できた発表会でした。
日南学園高等学校
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