日南振徳商業高校 最後の卒業式・閉校式

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 宮崎県立日南振徳商業高等学校(中島悟校長・生徒数112人)最後となる第39期生の卒業式が2月26日に挙行されました。卒業式には日南振徳高校の商業科と経営情報科2年生76人、保護者などが卒業式に参列した。

 卒業生112人ひとりひとりに卒業証書が授与され、スクリーンには授与される様子が見られました。これまでの卒業生総数は6199人。

 中島校長は「41年という歴史ある日南振徳商業高校最後にふさわしい多くのドラマや輝かしい成果を残しました。112名最後の卒業生のみなさん。本当によく最後まで頑張ってくれました。ありがとう!」と悲しさをこらえて述べていました。

 生徒代表の梶尾充輝さんは「君たちは〝最後の生徒〟が私達の冠言葉だった。ーー振徳商としての誇りと自信を持って歩みたいと思います。私達の伝統を受け継いだ新しい振徳高校がさらに発展することを祈ります。」と卒業生旅立ちの言葉を述べました。

 翌27日は閉校記念式が行われ、卒業生や元職員など約600人が閉校する母校を訪れ体育館には立見が出る程でした。

 会場には開校当時から閉校までの写真がスクリーンで映され、卒業生らは懐かしんでいました。

 日南振徳商業高校は1969(昭和44)年12月20日に宮崎県条例第39号により設立され商業科4学級から始まり、校名は旧飫肥藩の藩校「振徳堂」から由来。2009年、日南振徳商業高校は日南農林高校と日南工業高校が再編統合により日南振徳高校(所在地:日南工業高校)として生まれ変わりました。

 卒業生徒が校旗を持ち「ありがとうございます」と41年間感謝の気持ちと共に校旗が収納され閉校式は終わりました。

宮崎県立日南振徳商業高等学校
www.miyazaki-c.ed.jp/shintoku-ch/


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