日南振徳高校生 ドレッシングを制作

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 日南振徳高校の地域農業科(3年生36人)を中心に、振徳生が作る高校生のためのドレッシングをテーマに今年度から研究をしています。 9月12日には、これまでのマーケティングや試作を元に、商品化を目指して取り組んでいるドレッシングの試食とアンケートが実施されました。 アンケートは校内以外にも、朝市やスーパーなどで、およそ300人を対象に行われ、商業科・経営情報科が市場調査をしました。

 生徒たちは年3回行われる弁当の日に、弁当と野菜を持参し、ドレッシングをかけて試食をしました。 ドレッシングは、昨年度閉校した日南農林高校で栽培した日向夏マーマレードをべースに使用し、風味にこだわり、今流行のジュレのような食感が楽しめます。
 食品化学の授業で学んだ食品成分を取り入れ、栄養バランスが良く体に良いドレッシングになるように工夫をしています。

 地域農業科 食品化学専攻班ドレッシングプロジェクト専攻生の渡邉穂菜美さんは「日南振徳高校と言えば『日南振徳ドレッシング』だと答えてもらえるような商品を作っていきたい」と意気込んでいました。

 ドレッシングはラベルやパッケージなどの制作を含め年内の完成を目指しており、地元の物産店やスーパーを中心に商品の販売を目指しています。 また日南振徳高校では、イチゴジャム(250円)や乳酸飲料のパイナップルサンホワイト(350円)などを製造し商品化をしています。 商品は日南振徳高校の地域農業科で取り扱っています(担当:安河内先生)。

 設立3年を迎えた日南振徳高校。学校の知名度を上げたいという思い、そして地元食材の美味しさを多くの人に味わってもらうことで、振徳生が作ったドレッシングで日南の活性化に繋がるチャンスです。

宮崎県立日南振徳高等学校
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