飫肥中学校で放射線の出前授業

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 日南市立飫肥(おび)中学校で文部科学省主催の「どこまで知ってる?放射線出前授業」が行われ、3年生65人が授業を受けました。

 原子力・エネルギー分野の授業で、母里彩子(もりあやこ)さんが講師として、放射線と放射能の違い、放射線の特徴や種類、人体影響などの説明がありました。

 そして生徒たちは、霧箱(きりばこ)にある放射線を観察しました。 アルコールの蒸気層に放射線が通った後、電気を持った粒ができることで、アルコールが集まったところが霧のように見え、見えない放射線を観察することができました。

 次に「はかるくん」という放射線を測る装置で、水や外気など身近にある自然放射線を測定し、距離や試料を変えることで数値に変化がみられました。

 授業を受けた生徒は「放射線と放射能の違いが知れて良かった」と学習できた様子でした。 講師の母里さんは「生徒たちは興味を持って話を聞いてくれますから、正しい知識を持って頂きたい」と話していました。

 文部科学省によると、来年度から中学生の理科の授業では「放射線の性質と利用」が新学習指導要綱の内容に加わります。


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