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 第34回飫肥城下まつり(主催:同協賛会)が、日南市の飫肥城址を中心に10月15日と16日に行われました。 前夜祭では武者を乗せた馬が飫肥城址へ向かい、大手門では馬が疾走します。 飫肥小学校グラウンドにできた特設ステージでは開会宣言が行われ、オープニングの太鼓演奏で前夜祭の幕が開きました。

 身近に見られなくなった市内郷土芸能が数多く披露され、訪れた市民らは郷土芸能を堪能し懐かしんでいる様子。 地区代表から選出された9地区お姫様認定式がありました。 本祭では、和装に身を包み、人力車に乗って市中パレードに参加します。

 前夜祭の目玉のひとつ、スイートプリキュアによるキャラクターショーは、ちびっ子に大人気です。 またヒップホップダンスやパフォーマンスなどで会場を沸かせています。 日が暮れて、9地区対抗の歌合戦が始まり、自慢の歌声を披露すると客席からは声援や拍手、花束などが贈られました。
 なお歌合戦決勝の模様は公開録音され、MRTラジオで、10月22日(土)19:00〜20:00に同ラジオにて放送されます。

 今年のゲスト錦野旦さんが登場し「もう恋なのか」のデビュー曲から「空に太陽がある限り」などの名曲を熱唱しました。 ものまねやトランペット演奏などもあり、会場は錦野旦さんの歌声に酔いしれました。

 16日の本祭では、数多くの出店が立ち並び、まつりの雰囲気を醸し出しています。 12時から市中パレードが本町商人通りで行われ、飫肥ロマン隊が一斉に踊ります。 11月26日で小村寿太郎侯没後100周年にあたり、小村寿太郎侯のそっくりさん仮装や飫肥小学校5年生による寿太郎侯音頭に注目を浴びました。 元気いっぱいの子どもみこし。侍大将と女武者の登場。そしてミスお姫様の登場で、辺りは賑わいを見せています。

 今年新しく誕生した日南のキャラクター「にちなんぢゃ様」や「あゆみちゃん」もパレードに参加し注目を浴びています。

 そして、市内の子どもから大人までが踊る泰平踊です。 大きな朱紐(あかひも)のついた 折れ編み笠に顔を包んだ侍と、鉢巻きに丈の短い着物姿の奴(やっこ)が優雅な踊りを見せます。 県の無形文化財に指定されている泰平踊は、定期公演を行っています。

 市中パレードには、およそ2000人(52団体)が参加しました。 歌や踊りで大いに盛り上がった飫肥城下まつり。 今年は前夜祭に趣向を凝らす内容で、主催者発表によると2日間で3万8千人の観客で賑わいました。


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