中学生が江戸糸あやつり人形を体験

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 江戸糸あやつり人形の体験が日南市立細田中学校(米良浩之校長・全校生徒63人)で5月30日にありました。 これは文化庁の(次世代を担う子どもの文化芸術体験)事業で、江戸糸あやつり人形座の3代目・結城一糸(いっし)さんが、実際に人形を遣いながら生徒に人形の解説をしました。

 寿獅子(ことぶきじし)という演目を観た後、生徒たちは、きき糸やあそび糸の遣い方を指導してもらい、慣れない手つきで人形の手足や顔などを動かします。 次に、実際の公演で使用する「メザシ」と呼ばれる3体の人形を一度に遣う体験をしてもらいました。

 そして実際の作品で、人形がどんな動きをするかを生徒たちに観てもらいます。 このあと生徒たちはセリフを言いながら人形を遣ったり、幕の開け閉めで打つ祈頭(きがしら)と、立ち回り場面でツケを打つといった裏方の体験をしました。 人形を遣った生徒は「会話に合わせて表情や動きを作るのが楽しかった」と話していました。

 本公演には生徒数名が人形を遣うことが予定されており、公演は11月7日に日南市都市農村交流センター(細田)で行われます。


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