今年も1万発。油津港まつり2012花火大会

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 日南市の油津で、油津港まつり2012花火大会(同まつり協賛会主催)が7月21日を中心に行われ、およそ4万人の人出(主催者発表)で賑わいました。 午前中からは、弁甲(べんこう)競漕大会や、飫肥杉で出来た木造船「油津チョロ船」の乗船体験がありました。

 事前に配布される整理券が直ぐに無くなる程、毎年人気がある、海上保安部巡視船「たかちほ」と、海上自衛隊の多用途支援艦「げんかい」による体験航海や一般公開があり、乗船者は潮風を感じたり、写真に収めるなどして楽しんでいました。

 油津港では、山から切り出した弁甲を筏(いかだ)にして何連もつなぎ、小舟で引いて運河を下る「弁甲筏流し」の再現が観られました。 このあと、港で溺れた人を救出する想定で、航空自衛隊・新田原基地の救難ヘリコプターUH60Jによる海難救助訓練がありました。

 辺りが暗くなるに連れて、堀川沿いには約2500個の廃油キャンドルが並べられ、町並みを灯しています。廃油キャンドルは、飫肥に灯りをともす会・飫肥振徳会の合同メンバーおよそ20人が制作しました。そして夜店には行列ができる程、賑わいを見せてきました。

 午後8時、カウントダウンに合わせて花火が打ち上がり、港には大きな音が響き渡りました。 1万発の花火は、今年も鹿児島県南九州市の六葉煙火(ろくようえんか)が打ち上げました。 六葉煙火は、熊本県で開催された「やつしろ全国花火競技大会」スターマインの部で2年連続、優勝するほどの実績です。 日南市観光協会では、花火フォトコンテストの作品を8月10日(金)まで募集中です。優秀賞には賞金3万円が贈呈されます。応募の詳細は「観光にちなん」のウェブサイトをご覧ください。 1万発の花火は油津の港を美しく染め、大きな花火があがると観客から歓声が上がっていました。




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