油津まちづくり会議を開催

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 日南市全体の地域社会と経済の向上を目的に「油津まちづくり会議」が8月8日に行われ、市内の組織や団体、行政などおよそ60人が参加しました。

 宮崎大学准教授の吉武哲信さんが委員長として委嘱され、会議の目的や体制、油津地区まちづくりの課題を確認しました。

 そして議題では、中心市街地活性化基本計画の事業と取り組み案が出され、複合ビルの建設や夢ひろばのリニューアル、油津港周辺に観光拠点の施設整備など32の案がありました。

 また、油津まちづくり行動計画策定に向けた検討課題の案を、日南活性化ネットワークのコーディネータを務める、高尾忠志さん(九州大学特任助教)が、中心市街地や市全体、県南地区を対象とした検討テーマを提案しました。

 油津まちづくり会議・吉武委員長は「中心市街地活性化計画が出来ていますので、着実に進めていき、効果を出すことが非常に大事ですから、そこの辺りをこの会議でしっかりと戦略を練って組み立てていきたい。まず結果が出るものが大事ですから、早く何らかの良い結果を出したい」と話していました。

 次回、油津まちづくり会議は10月と1月に予定されており、必要に応じてワーキング会議(9・11・12月)などを積極的に行う計画です。


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