明日１月２６日の文化財防火デーを前に、日南市飫肥（おび）にある市文化財、旧伊東伝左衛門家（飫肥4丁目）で消火訓練が行われました。旧伊東伝左衛門家は、１９世紀初めに建築されたと推定される、飫肥藩上級家臣の武家屋敷と庭園です。
消火訓練は、後世に残したい貴重な文化財を守るために、飫肥城下町保存会の職員や消防署、ボランティアや住民などと連携を密にするために行われ、約５０人が参加しました。訓練は、建物内で火災が発生したことを想定して、職員が消防に通報し、消火器を使って初期消火をします。
そして駆けつけた２台の消防車が火元に向かって放水しました。参加者は火災から消火までの訓練を見学し、消火器の取り扱い方の講習も受けました。
日南市消防本部の柳沼消防長は「火災の際には今日のように余裕を持って初期消火にあたって頂きたい」と講評しました。
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