飫肥杉利用促進条例の可決について市議が会見

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 2月25日に行われた日南市議会で、飫肥(おび)杉材等の地域材利用の促進及び豊かな森づくりに関する条例が賛成多数で可決されました。

 飫肥杉は400年以上前から旧飫肥藩の手によって植林され日南市の特産となり、林業文化を今なお形成しています。

 この条例は、建築物や木工製品、バイオマスエネルギーなど地域の活性化に繋げようと飫肥杉材等の利用促進を行う目的で、各会派から集まった8人の市議会議員が提案したものです。

 条例の中には、市の責務にインセンティブ(動機付け)条項や、市長は施策成果を積極的に情報公開するなどが含まれています。

 この日、会見を開いた市議会議員は「政策を提案する上では意味があるとして、日南市初の議員提案条例」だと話していました。

 昨年12月に地元木材の利用促進条例を制定した徳島県に次いで、市では初めての地域材利用促進条例となります。 林業や木材産業などからも期待されるこの条例は、今年(2013年)4月1日から施行されます。


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