飫肥杉モデル住宅完成見学会

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 地産地建の良さをPRしようと、飫肥(おび)杉を使ったモデル住宅が完成し、3月2日と3日に見学会が行われました。

 このモデル住宅は地元の建築関連グループ(飫肥杉モデル住宅建設協議会・青山元信会長)が、市の補助を受けて2,230万円かけて、日南市飫肥の県道沿いに建築しました。 市内外から訪れた人に、担当者が飫肥杉住宅の工程や特徴など分かりやすく説明していました。

 モデル住宅は、木造2階建ての延べ床面積は121平方メートルで、4人家族を想定した造りとなっています。 長さ8メートル、幅45センチある飫肥杉の梁(はり)。内装や収納スペースなどに、飫肥杉がふんだんに使われています。 玄関には日南地区で産出される飫肥石が使われており、壁には、沖縄の珊瑚や土でできているクリーム色の琉球壁が施されています。 そして日差しや湿度、飫肥の町並みに合わせた造りとなっています。

「ほとんど飫肥杉と言われましたので、木の香りがして子供の頃の家はみんなこうだったから、嬉しい」と来場者。

 この日(3月2日)は午前中だけで、およそ70人。2日間で470人程が見学会に参加しました。

 モデル住宅の活用について作田副会長は「この住宅を拠点に見学会を定期的に催して勉強会をしたいと思う。業者やお客さんと色んな事をすることによって飫肥杉住宅が増えていけば良いと思っています」と話していました。


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