日南市北郷町でダチョウを飼育

日南市北郷町でダチョウを飼育

 日南市北郷町でダチョウを飼育している農園があります。
ダチョウを飼育しているのは、かずき農園の農主:古谷一紀さん(29歳)と家族やスタッフ4人です。 今年6月から鹿児島から来たダチョウの雛を飼い始め、今では100頭あまりを飼育しています。

 朝8時にトウモロコシや大豆などを配合した餌を、生後1週間の雛鳥から順にあげていきます。 この日3~4歳以上のオスが地面を掘ってできた窪みにメスが卵を産んでいました。 卵の重さはおよそ1.3キログラムで、大きさは15センチ程あり、1日平均1個産むそうです。

 生後まだ3ヶ月半以上のダチョウは興味津々。
ダチョウは声帯が無い為、鳴かないのが特徴で、成鳥すると全長2メートル以上、体重130キロにも達します。

 農園ではダチョウ雛を育てて、食肉や卵を生産しています。雛の飼育で温度管理には気をつけているそうです。

 日南市によると1997年10月に日南市(同市ダチョウ振興協議会)はダチョウを飼育していましたが、鳥インフルエンザの流行などにより2004年4月に断念しました。

 ダチョウ肉は、低脂肪・低コレステロールな肉として注目を集めています。 かずき農園のダチョウは来年の6月(1年)に鹿児島方面へ出荷されるとのことです。 今後は「体験農園をやったりして地域の活性化に繋げたい」と古谷さんは話していました。


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