日南学園調理科 卒業作品を発表(2014)

日南学園調理科 卒業作品を発表(2014)

 日南学園高等学校の調理科3年生36人による卒業作品発表会が1月17日に行われ、学校関係者や保護者、実習でお世話になったOBなど、およそ320人が招かれました。
 調理科生徒代表の高原義隆さんが「36人全員が5ヶ月間、卒業作品発表会でより良いものを作るために、冬休みや放課後を利用して一生懸命取り組んできました。たくさんの方の支え合ってからの今の自分がいることを忘れず感謝の気持ちを持ち保っていきたい」とお礼の言葉を述べたあと、3年間の集大成が披露されました。

 会場には、個人作品199点、グループ作品6点、コンクール入賞作品2点、合計207点にもなる見事な作品が並べられています。
 作品のテーマは「大切な人へのおもてなし」。昨年、日本料理が無形文化遺産に登録された傾向か、日本料理が比較的に多くみられました。 
 また、第14回シーフード料理コンクール全国3位を受賞した「宮崎の海からのお宝弁当」や、カツオ・マグロ料理コンクールで部門優勝した「ふわふわカツオのトマト治部煮丼」の展示もありました。
 作品を夜通しで制作した生徒たちは、各テーブルで料理を提供したり説明をするなどして来場者をもてなしていました。

 3月に卒業する調理科の生徒の進路は、宮崎県内のホテルや割烹・病院などの調理師として就職。また栄養士免許取得のための大学や専門学校へ進学する生徒もいます。
 昨年は地元のイベントやコンクールなどでも活躍した生徒たちは、卒業作品を精一杯表現することができたようです。


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