潮嶽神社 春大祭で今年の作柄を占う

潮嶽神社 春大祭で今年の作柄を占う

 古事記に登場する海幸彦を祭る神社として有名な潮嶽神社(佐師正朗宮司)。
日南市北郷町にある潮嶽神社の春大祭では、種もみをまいて豊作と豊漁を祈願する「福種下ろし」が毎年2月11日に行われています。

 神社には地域の住民などおよそ250人が集まり、本殿には海の幸や山の幸などが献げられました。 一際目立つのは、イノシシの頭。

 神事では、北郷小中学校の児童4人が紅白の袴を身にまとい、笛や太鼓のリズムに合わせて日南市の無形民俗文化財になっている「みこ舞」が奉納されました。

 このあと宮司が、種もみをまく「福種下ろし」を行いました。
拝殿にまかれた種もみは、田畑にまけば豊作、海にまくと豊漁になると伝えられているそうです。 参拝客は、まかれた種もみを夢中になって拾い集め、豊作と豊漁に期待を寄せていました。

 そして、占いの結果は「今年は作柄は平年通り。注意いたしますことは雨に注意」とのことです。

 このほか境内では地域の住民たちによる神楽の奉納も行われ、訪れた人たちは写真に収め、春のまつりを楽しんでいました。



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