鵜戸神宮で抜穂祭

鵜戸神宮で抜穂祭

 日南市・鵜戸神宮の御神田で、稔り豊かな稲穂に育ったことに感謝する「抜穂祭」が7月17日に執り行われました。

 抜穂祭は2000年に約120年ぶりに復活させた神事で、広さ2アール程ある御神田には、3月に植えたコシヒカリと餅米が実っています。

 御神田の前には、神職と刈女と呼ばれるかすりの着物に鳥追い笠の早乙女姿になったJAはまゆうの職員や、地元住民などおよそ50人が集まり神事が行われました。

 そして田長と呼ばれる「刈りませー」の号令で、一斉に刈女たちが稲を刈り取りました。
後に続いて、鵜戸小中学校3・4年生の児童13人も参加。

 参加した児童は「ちょっと難しかったけど、お米を神様にお供えして喜んでくれたら嬉しい」と話していいました。 お米の出来について、鵜戸神宮の本部雅裕宮司は「みなさんご協力のおかげで、台風の被害も大してなく順調に育っております。(収穫には)今日はちょっと早いですけど、ちゃんと実ってくれて有り難いと思いっています」

 米は7月末にすべて収穫され、鵜戸神宮で行われる新嘗祭などで神前に供えられるそうです。



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