にちなん絆リレーマラソン(第3回)

にちなん絆リレーマラソン(第3回)

 「にちなん絆リレーマラソン」が3月11日に開催されました。このマラソンは4年前に起きた東日本大震災の復興を願って、市民ランナー33人が参加。

 午前6時、鐘の合図で飫肥(おび)城址を出発。
今回、走行距離を6キロ程延長して、日南海岸や町中など約100キロメートルを30区間で走ります。

 ランナーの中には、2月に東京から日南へ移住した大学生も。
被災地でボランティア活動をした渡邉泰典さん(22歳)は「精一杯走ってやろうという気持ちで走りました。震災の一年目から東北には何度か行かせてもらって、すごく感じることは地域や人と人とののつながりが大切なんだと思った」と話していました。

 今年で3回目となるこのマラソンは、平日の開催であることから、主催者ではランナーを集めるのに苦戦したそうです。

 福島県の子供たちによって書かれたメッセージ入りのタスキを胸にゴールを目指します。
ゴール地点の飫肥城址には、飫肥小学校の児童が輪になって出迎えました。そして鐘の合図で震災があった14時46分に合わせて黙祷。

 市民ランナーは「自分に出来る事といったらイベントに参加したりする事だと思って走りました。少しでも被災地の方に早く良くなってほしいという思いが届いてくれるといい」と話していました。

 主催者であるNPO法人ごんはる代表理事の姫野慈人さん(44歳)は「日南の町がまず一つになって絆を結んで、強い町から被災地のメッセージとして送りたいという思いで今回も走らせて頂いた。必ずやそのメッセージは届くと思うので継続していくことが大事だと思っています」と呼びかけています。

 マラソンで集まった参加費は経費を差し引いて、被災地へ寄付されることになっています。

【訂正とお詫び】テロップに間違いがありました。正しくは移動足湯です。



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