「時の記念日」児童が城跡の鐘をつく

「時の記念日」児童が城跡の鐘をつく

 6月10日は時の記念日です。 地区の文化財を守り時間を大切にしようと、時の記念行事に日南市立飫肥(おび)小学校と酒谷小学校の児童が参加しました。

 はじめに飫肥城下町文化財愛護少年団の結団式が行われ、団員である児童代表が「これから飫肥地区の文化財を守っていくことを誓います」と誓いの言葉を述べました。

 このあと、飫肥城の鐘をつく会・菊池武志会長(69歳)から、鐘撞き堂の歴史や、時間の大切さなどの話しがあり、児童達は学習をしました。

 そして、飫肥小学校の敷地内にある鐘撞き堂へ移動。
正午の時報に合わせて4人1組になり交互に15回ほど鐘をつきました。 鐘をついた児童は「これからの生活の時間の使い方を見直したいと思いました」と話していました。

 江戸時代中期に造られたこの鐘撞き堂は、太平洋戦争で軍に鐘を差し出しましたが、市民の手によって1965年に復元された歴史があります。 鐘つきは25年程前から、飫肥城の鐘をつく会を中心に、毎朝6時に鐘をついています。



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