南海トラフ地震津波対策 昭寿園が高台に完成

南海トラフ地震津波対策 昭寿園が高台に完成

 特別養護老人ホーム昭寿園が5月末に完成し、職員や建設関係者らおよそ20人が6月25日、落成式に参加しました。

 高潮の影響や南海トラフ地震津波対策の理由で、これまで海岸に面した場所から、旧サンヒル日南跡地の高台に移転新築をしました。

 2014年7月に着工し、総事業費はおよそ16億円(県1,000万円・市100万円を補助)。鉄筋コンクリート6階建て、延べ床面積は7653平方メートルあります。

 式典では谷口弥三郎理事長(57歳)が「新しい施設は地域に優しくを基本理念とし、地域の皆様と交流の場としては勿論、有事の際には周辺住民の避難場所として解放するなど快適な居住空間の提供をしたい」と述べました。

 そしてテープカットで落成を祝い、内覧会が行われました。内覧会では、研修室やユニット型の個室なども公開されました。ドライボールという調湿効果のある壁や、飫肥杉が使われているのが特徴です。

 昭寿園には、定員80人分のユニット型個室、二人居室型多床室(定員30人)、短期入所施設(定員20人)があり、7月1日から事業運用となります。



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