アカウミガメの赤ちゃん 海へ放流

アカウミガメの赤ちゃん 海へ放流

 アカウミガメの赤ちゃんを海にかえそうと、地区の子ども達や帰省した人などが日南市の大堂津海水浴場に集まりました。 アカウミガメは宮崎県の天然記念物と絶滅危惧種に指定されていて、日南市アカウミガメ保護監視員・桑田守さん(65歳)らの協力で、一家族一匹、子ガメが手渡されました。

 そしてカラスやトンビに狙われにくい夕方に、およそ100匹を放流しました。 ふ化したばかりのアカウミガメは、体長5センチくらいで、子ども達のかけ声で懸命に海へ入っていきました。 今年は長雨の影響で、ふ化が少なく、例年に比べ半分以下とのことです。

 放流に参加した人は「可愛いですね。子どもが喜んでいました」と話していました。
日南市アカウミガメ保護監視員の桑田さんは「大堂津では14年、毎年8月13日に持ってくるんですが今年は、ふ化率が悪いので、元気な子ガメがいなかったので非常に心配です。みんな楽しみにして待っていてくれるんだと、つくづく感じました」と話していました。

 日南海岸エリアでは、今年26匹のアカウミガメが約3200個の卵を産卵し、ふ化は10月上旬まで続きます。



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