歴史が見える写真展

 歴史が見えるユニークな写真展が開かれています。
かつて飫肥(おび)杉とマグロ漁業で栄えた、日南市油津の写真を今の姿と比較して楽しめる内容で、会場には44組の写真が展示されています。

 中には、油津の市街地や堀川運河周辺が変貌していく様子がわかります。 そして梅ヶ浜の岩は80年経った今でもほぼ同じ写真。 古いものでは1900年初頭(明治40年代)の頃の写真と比較できるものも。

 訪れた市民は「小学校か中学校時代の写真だからだいぶ変わっている。懐かしいです」と話していました。

 現在の風景撮影と展示をした、元報道カメラマン・川床重弘さん。 背景の山や建物などを手掛かりに撮影場所を探すのに苦労されたそうです。

 今回、展示をしたきっかけについて川床さんは「今、油津の中心市街地活性化で手が加えられて、建物が取り壊されたりしている。それを見た時に写真で残さなければと気づいた。今回は記録性ということに目をつけて展示をした。写真を見ながら昔話をして語り合いの時間や場所になってもらえれば」と話していました。

 「油津 むかしといま」の写真展は10月25日(日)まで、サピア日南ショッピングセンターで開かれています(入場無料)。



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