震災関連も展示 福祉まつり

 毎年多くの市民が訪れる日南市民福祉まつり(同まつり実行委員会主催)。
今月11日で東日本大震災から5年が経つということで、日本赤十字社や社会福祉協議会などから集めた、震災直後と現在の写真、およそ40点の展示がありました。 訪れた市民は「5年も経つのに、まだまだ復興していませんよね」▽展示をした日南市社会福祉協議会の河野純子さんは「興味を示されて真摯に見ているのが伝わります。2・3日前に地震があり、いつ地震があるか分からないので、震災について改めて感じているようでした」と話していました。

 災害時に、車いすが引きやすくなる「けん引装置と車いす」の展示と試乗体験もありました。 これを取り付けることで、車いすを引く負荷が少なくて済むそうです。 体験した人は「引くのと押すのでは、腕を曲げないので軽い。負荷がかかった時に引けるのでバッチリですね」とコメント。
 宮崎県内で初めて導入した、けん引装置は1セットで3万円程します(車いす別)。 社会福祉協議会では、高齢者や障がい者などの避難に役立てるために、けん引装置を3台導入したそうです。

 そして、人気の赤ちゃんハイハイコンテスト!
1歳前後の赤ちゃん22人が参加。 4メートルの距離をハイハイ。 愛らしい姿の赤ちゃんに会場からは盛んに声援が送られていました。

 言葉を認識する人型ロボット「Pepper(ペッパー)」の姿も。 話をしたり踊ったりするなどして、注目を集めていました。

 今年のテーマは飛躍! 見て触って遊んで参加できる、新たな福祉をめざした福祉まつりでした。






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