城下町 空き家対策の報告会

 日南市から月額約65万円(税・手当込)の委託料で飫肥(おび)城下町の空き家対策をする、まちなみ再生コーディネーター・徳永煌季さん(28歳/パシフィック・イノベーション・ジャパン合同会社)が、着任して8ヶ月間の業務報告と今後の動きについて話しました。

 会場となる小村記念館には約120人の市民らが訪れ、城下町の飫肥地区で問題となっている空き家がどう活用されるのか関心を持って話を聞いていました。

 話しの中では、県指定名勝の勝目庭園がある「旧勝目邸」(市が所有)を宿泊施設にする計画案を発表しました。 徳永さん「10年で7500万〜1億の経済効果」

 「旧飯田(はんだ)医院」については、修繕費が億単位かかることや、魅力的なコンテンツを考える必要性があることなどを話しました。 徳永さんは「残り2年ですけれど、目処を立てて資金調達のところまでサポートしてやっていきたい」と話していました。

 報告会に参加した市民は「飫肥城址以外にも飫肥を代表する建築物『旧飯田医院』を活用できるのは良い」と話していました。

 徳永さんは2018年3月末までの任期中に、地区住民と信頼関係を築きながら、空き家を活用しまちを活性化したり、1922年建設された洋館「旧飯田(はんだ)医院」の利活用などの業務をします。






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