宮崎県内初 日南市がコンビニにAEDを設置

 救命率の向上を目指して、コンビニエンスストア20店舗にAED(自動体外式除細動器)を日南市が設置します。

 6月29日に日南市とコンビニ関係者が協定に調印をしました。
協定の内容には、従業員がAED設置場所の案内や受け渡し業務を行うこと、要望に応じて日南市がAEDの取り扱い方法の講習ができることなどが盛り込まれてます。

 救急車が到着するまでにAEDを使用した場合、社会復帰率が43.3%になります(2015年 総務省まとめ)。

 20店舗分のAEDは、5年間のリースで288万円で、自治体が費用を負担してコンビニへの普及を進めるのは、宮崎県内では初めてのことです(日南市消防本部)。

 崎田日南市長は「24時間営業のコンビニに設置することによって、市民の方がいつでもAEDを利用できるし、分かりやすい場所にあることで救命率の向上に繋がる」とコメント。

 セブン-イレブン・ジャパン宮崎地区ディレクトリーマネージャーの後藤さん「コンビニは社会的インフラになりつつある、それを担っていかなければならない。これを機にさらに社会になくてはならない店づくりを成し遂げたい」と話しました。

 日南市内のコンビニには既にAEDが設置されており、7月1日からの運用開始となります。



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