高校生と園児が避難訓練

 日南高校(黒木淳一郎校長・生徒325人)では毎年、地域と連携した避難訓練を行っています。
 近い将来、発生する可能性のある、南海トラフ地震を想定に、震度6強の揺れで校舎の倒壊の危険があるとして、生徒たちは安全な場所へ避難します。 

 日南高校の近くにある、飫肥(おび)カトリック幼稚園でも年長クラスの園児17人が訓練に参加しました。

 防災頭巾を頭に被って、近くの公園に避難。
そして、防災力を高めようと、野球部の生徒が園児たちと一緒に、雨が降る中、高台にある体育館へと避難誘導をしました。

 体育館では日南市の危機管理課・平原靖士主査から「今後、このような地震を含めた風水害と併せた避難訓練の継続をお願いしたい」ですとコメント。
園児たちが「今日は一緒にお稽古してくださってありがとうございました」とお礼の言葉を伝えました。

 日南高校野球部主将 川﨑天太さん「こういう機会があってからこそ、本当に震災があった時に役立つと思うので良い機会だったと思います」とコメント。

 向原自治会長・齋藤早男さん「高校生の協力を得まして地域住民と行動が出来て大変良かったと思う。地震が起きた時には、やはりこういった訓練の成果が現れると思います」と話していました。

 訓練の参加者たちは、共助の大切さを改めて確認していました。



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