国の名勝に 鵜戸神宮で大祓式

 鵜戸神宮に茅の草などで作った大きな輪。参拝者が気になる様子がうかがえます。
この輪の正体は、夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)という祭典で、鵜戸神宮では平安時代から毎年6月と12月に行っているそうです。

 夏までの半年間のけがれをはらい、無病息災と幸福・繁栄を願いながら、高さ2メートル80センチある茅の輪くぐりをしました。

 どんな思いを込めてくぐったのでしょうか?「子どもが健康で1年無事に過ごしてくれればと思って参加」「残り半年無事に過ごせるように参りました」「半年過ぎて、おかげさまで無事に過ごせた。罪はないけれど穢れがついたんではないかと思って払いに来ました」とコメント。

 先週の大雨による土砂崩れで、国道220号が片側通行の影響もありましたが、鵜戸神宮が国の名勝に選ばれて初の「大祓式」とあって、今年は約100人が参列。

 国の名勝に指定されるのは、鵜戸神宮と鬼の洗濯板がある海岸地域の一帯です。
宮崎県では戦後初、国の名勝となることで、本部雅裕宮司は「名勝選定については関係者の尽力で秋ぐらいには発表となりそうです。名勝ということで全国からもう一度お参りしようということになれば賑わって良いのでは。おもてなしをするとともに御神殿のご奉仕をしっかりしていきたいと改めて思います」と話していました。

 鵜戸神宮は、神話の舞台や縁結びでも有名で、近年はクルーズ船の影響もあり外国人観光も多く、年間100万人の参拝客が訪れているそうです。

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