２０２０年に開かれる東京オリンピック・パラリンピックの選手村ビレッジプラザの一部に、日南市の特産材「飫肥杉（おびすぎ）」を提供することが決まり、日南市は１０月１８日、臨時会見を開きました。
日南市は飫肥杉のＰＲやレガシーとして活用できることから９月に応募をして、抽選で建物１棟の事業協力者となりました。
東京都中央区晴海４丁目に計画されている１.３ヘクタールの敷地には、５棟のビレッジプラザができる予定で、このうち１棟に選ばれたのは、市町村単位では日南市だけ。
崎田日南市長は「日本全国のみならず世界に発信ができる大変貴重な機会を頂いたと思います。飫肥杉の良さを世界に発信したい」とコメント。
オリンピック組織委員会によると、延べ６０００平方メートルのビレッジプラザのうち、約９０平方メートルの敷地に市有林の飫肥杉が使われる計画で、規格や概算などは２０１７年１２下旬頃に決まる予定です。
選手村が解体された後、飫肥杉は市へ返され、日南市は市役所新庁舎の一部に活用したりするなどして使いたいとしています。
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