球団公認!JR日南線「カープ油津駅」が完成

 プロ野球・広島カープのキャップ地、日南市。JR日南線・油津駅の駅舎をカープレッドに塗りあげ、2月4日に完成しました。 完成を祝おうと、駅には市民やファンなど、およそ1,000人が訪れ、お披露目をするセレモニーが盛大に開かれました。

 イベントを企画した、日本一のカープ駅をつくる会代表・黒田泰裕さん(64歳)は「赤い壁の下地には地域の小中学生が書いたカープへの熱いメッセージが書かれています。この想いをいつまでもカープを応援し続けながら、この日南のまちも愛してください」と話していました。

 このあと、緊張しながら緒方孝市監督(49歳)に塗り納めをしてもらい遂に完成しました。 想いを込めながら塗り終えた緒方監督が「先程、最後の仕事をしたわけですけれど、ちゃんと塗れたかどうか心配ではありますが、慣れ親しんだ油津駅が真っ赤に染まって少々不思議な感じはします。一年一年日南の街がカープの赤一色に染まっていくなという感じがします。今年もたくさんのファンの方が天福球場へ応援に来ていただいています。球場だけではなく、油津駅や商店街の記念館「カープ館」を是非見て帰ってもらいたい。今シーズン3連覇、日本一に向けてチーム一丸となって頑張っていきます」とあいさつ。

 そして「カープ油津駅」の除幕が行われました。 広島カープのリーグ3連覇と日本一を応援するために、赤く塗られた駅正面の壁は、150平方メートル。球団公認で「Carp」のロゴやマスコットの「カープ坊や」も入っています。

 駅の改装費はJR九州が負担し、列車にかかる費用やイベントにかかる経費は、インターネットで資金を集めるクラウドファンディングで200万円ほど集めています。

 また、完成記念に合わせて「日本一のカープ駅“油津”号」が、宮崎から油津までのチャータ便として片道運行され、イベントに支援をした人の中から約60人が乗車することができました。 ▽宮崎市からの乗客は「最高です。宮崎~日南はいつも長く感じられるがあっという間だった」とコメント。

 飫肥(おび)駅では郷土芸能「泰平踊」の披露や、沿線沿いでは列車に市民が手を振ったりして、乗客たちを歓迎しました。

 ▽乗客に向けて手を振ろうと提案をした、渡野咲来さん(10歳)「まさか実現するとは思っていなかったので、びっくりしていますが、嬉しい気持ちもいっぱいあります」と話していました。 ▽カープ芸人「ザ・ギース」の尾関高文さん(40歳)は「日南の人はカープへの愛情をひしひしと感じて、手を振ってもらったときは泣きそうになるぐらい感動しましたね。日南市がカープ市って名前を変えられるぐらい頑張ってほしい」と乗車した感想を話しました。

 今後も広島カープの応援と日南線の利用促進をPRするため、愛称として「カープ油津駅」となります。

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