老人ホーム昭寿園と消防署が火災訓練

 特別養護老人ホーム昭寿園(社会福祉法人敬和会 谷口弥三郎理事長)が日南市消防署との合同訓練を3月6日に行いました。

コンセントのショートが原因で、夜間に火災が発生したことを想定して逃げ遅れた入居者を施設職員が安全な場所へ避難させました。 そしてベランダに取り残された入居者を消防隊がハシゴを使って救助し、消火活動が行われました。

 これまでに消防署ではホテルでの合同訓練を行っていましたが、多くの利用者がいる老人ホームとの訓練は今回初。 昭寿園は津波や洪水などの災害の際に避難所として施設の一部を開放する協定を日南市と2016年に結んでいます。

 訓練に参加した施設職員は「実際に利用者役をつけて避難誘導をしました。本番さながらの訓練ができてためになりました」「実際にやってみることによって学べた。もし火災が起きた時に活かせたらいい」と話していました。

 日南市消防本部・前田益男補佐は「3月1~7日まで春の火災予防週間。消防本部では立ち入り検査や一般住宅の火災警報器の啓発活動を行っています。火災はちょっとしたことで発生しますので火の元には十分ご注意ください」と呼びかけていました。

 日南市消防本部によると、日南市内で今年に入って8件の火災が発生しています。

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