市議会議員定数3人削減が可決

市議会議員定数3人削減が可決


 日南市議会・6月定例会が6月11日に開会され、現在の議員定数22人から3人削減して、19人とする議案が議員から提出されました。

▽提出者・福岡浩一議員「人口減少が現在のスピードで推移した場合、平成35年(2023年)の市議会議員選挙時には市の人口5万人を下回ることは十分に見込まれることから先を見据えて前倒しして削減」

▽反対派・和足恭輔議員「地方議員定数削減は住民の多様な意見・少数意見、声なき声を自治体に届ける上で、市政に大きな停滞をもたらし兼ねない」

 反対派の意見も出ましたが、賛成14・反対7で可決となりました。

 日南市では市町村が合併した2009年、42人の議員がいましたが、在任特例で2011年には30人となり、2015年の市議選で22人の定数となっています。

 人口減少や財源縮減を見据えた今回の議員定数削減案。
﨑田日南市長は「議会自らが定数削減する提案をしていただき敬意を表したい。定数が少ないからといって議員活動が減っていくか弱くなるかは、それぞれの議員活動によるものと思う。報酬のあり方についても考えていきたいし、質の高い議会活動が出来るようにお互い高めていく努力をしたい」とコメント。

 2019年4月に行われる市議会議員選挙から議員定数が19人となります。

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