大堂津海水浴場で愛の告白ではなく、将来への志を発表。 日南市立細田中学校では毎年、数え年で１５歳になる２年生が人生の決意を発表する立志式を行っています。
将来について考えたオリジナルの四字熟語を使って、ひとりひとりが力強く発言しました。
生徒「難飽挑続には、難しいことでも飽きずに挑戦するという意味があります」 「諦最続頑です。最後まで諦めず頑張り続ける意味があります。いつも難しいことや苦手なことがあると諦めてしまうからです。最後まで諦めずに頑張り続けることは勉強以外でもどのようなことをするにでも必要なこと。諦最続頑を胸に勉強やそのほかのことも頑張りたい」
学校のグラウンドでは何回か練習もしたそうです。 発表する生徒以外はマスクを着用するなど感染症対策をとった上で行われました。
▽宇都宮茂樹校長「あなたたちの発表に感動しました。とっても練習をやったことでしょう。それがよく分かる発表で立派でした。四字熟語を作っているとは思いませんでした。ある四字熟語を選んで発表すると思っていたのでビックリしました」
▽濵上歩美さん「言ったとおり将来ならないかも知れないけれど『碧海真恩』の四字熟語を胸に頑張っていきたい。大人になったらもっと辛いことがあると思うから、中学生のうちに辛い事を克服して、大人になって辛いことがなくなるよう頑張りたいという気持ちでこの四字熟語にした」
▽甲斐心翔さん「最初は緊張してちゃんとできるか心配したけれど、自分の思いを伝えられてホッとしました。これまでの自分を振り返って出来ないことがあったので『全努挑継』にした」
毎年、体育館で行っていた立志式。 今回はコロナ禍で海に向かって生徒たちは誓いました。
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