２０２１年４月から営業を休止している日南市の温泉宿泊施設「サンチェリー北郷」。 建築基準法で不適合とされる所が１００か所以上見つかっていることから、日南市は日帰り温泉施設を建設・運営する民間事業者を公募。
プロポーザルを経て選定された事業者が日帰り温泉施設を建設して運営。 市が既存の建物を２０２２年１２月末まで解体を行う予定で、市が事業者に貸し付ける土地の貸付料は年間で約９７万６千円。
日帰り温泉施設の必須条件として浴場は男女別に浴室、サウナ、脱衣所、トイレを設置し、合計で３００平方メートル以上。 家族風呂を最低１室、休憩室を４０平方メートル以上のものを最低１室設けるなどといった細かい条件が提示されている。
これに伴う建設費補助金は全体上限額の１億７,６４０万円。 日帰り温泉施設に対して補助率１／２、上限額は１億５,０００万円となっている。
申請書の受付は２０２２年２月１４日（月）から２８日（月）まで。 審査結果の公表は３月下旬を予定している。 「北郷温泉施設再開事業者募集要項」は１１月１５日から市のホームページに掲載している。
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