玉入れはひとり4つ コロナ禍の運動会


スポーツの秋です。 今年は新型コロナウイルスの影響で多くの学校行事に影響が出るなか、市内の小学校での運動会も様変わりしています。

全校児童445人の日南市立吾田小学校では「吾田っ子スポーツフェスティバル」と題して密を避けて規模縮小で行われました。

松田康宏校長「コロナの中で、様々なことがいつもと違って時間や場所、人の制限がある中で一生懸命に頑張って運動する楽しさや喜びが味わえれば、スローガンにあるようにコロナに打ち勝ったことになるのだと思います」と述べました。

6年生の2人は「学校生活をこれまで通りに送ることができず、当たり前の日々がどれだけ有り難いのか知りました。このひとつひとつに喜びを噛みしめています。スポーツフェスティバルを楽しむことを誓います」と誓いました。

スポーツフェスティバルは低学年・中学年・高学年と分散開催です。 通常の運動会のように学年選抜リレーや団技、踊り等もそれぞれ披露されました。

中でも徒競走では1レーン空けて走ったり、玉入れは1人4つまでなどのコロナ対策も。 一部が終わると観覧していた保護者は、わずか10分間で入れ替わり。観覧は1世帯2人までの制限がありました。

▽PTA会長の添田哲士さん「受付等の対策を入念に調べながら開催に持ち込めたことが良かった」と話していました。

朝から応援をしているのは6年生。 赤白関係なくソーシャルディスタンスを保って応援。 スポーツフェスティバルは午前中で終わりました。

子ども達は ▽6年生・興梠直登さん「コロナ禍で出来ないと思っていたけれど出来て嬉しかった。心構えをして来ました」▽6年生・門川有佐さん「6年生最後の運動会で楽しかったし良かった。応援などで距離を取っていたけれど、みんなの気持ちがひとつになって良かったです」とコメント。

コロナ禍の中、子ども達は思い出に残る運動会となったようです。

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