
日露戦争の講和条約・ポーツマス条約の締結から121年を迎えた9月5日、日南市飫肥(おび)の小村寿太郎記念館で、条約の締結を記念してベルを鳴らす「ベル・リンギング」が行われました。
この行事は、条約締結の交渉にあたった日南市出身の外交官・小村寿太郎の功績をたたえるとともに、姉妹都市であるアメリカ・ポーツマス市との友好親善を深めようと、日南市姉妹都市友好協会と小村寿太郎侯奉賛会が毎年行っているものです。
会場には、日南市の関係者や、日南市姉妹都市友好協会、小村寿太郎侯奉賛会の関係者など、およそ30人が集まりました。 式では、市長のあいさつや小村寿太郎に関する映像の上映などが行われたあと、参加者がベル・リンギングを行いました。
ポーツマス条約が調印されたのは、1905年9月5日。 調印時間とされる午後3時47分に合わせて、参加者が一斉にベルを鳴らし、世界の平和とポーツマス市との友好が続くことを願いました。 また、アメリカ・ポーツマス市でもベルが鳴らされ、両市で小村寿太郎ゆかりの交流を確認しました。
小村寿太郎の親族にあたる服部武彦さん(79歳)は「これだけ多くの地域の方々が、小村寿太郎の功績について一生懸命考えてくださっていることを、本当にありがたく感じました。長年にわたり、この会を引き継いでこられた皆さんには感謝しかありません。小村寿太郎が実際に何を成し遂げた人物なのか、もっと多くの市民に知ってもらう機会を増やして欲しい」と話していました。
日南市では、過去にも日南学園の生徒らがベル・リンギングに参加しており、ポーツマス市との交流を象徴する行事となっています。





