油津赤レンガ館がリニューアル

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2010年3月30日に日南市油津にある赤レンガ館がリニューアルしました。
2007年度に耐震診断を行った結果、耐震補強が必要なことから内側に鉄骨フレームを組んで耐震補強。
2階建ての既存レンガ館はレンガ造りで増築部は鉄骨造(外壁カーテンウォール)に生まれ変わりました。
2階は飲食店、1階はギャラリーと喫茶店が出来るよう設備計画を行っている。1階の床は飫肥杉表面を圧縮した圧縮フローリングを使用。

油津赤レンガ館整備総事業費は1億2千7百万円(2007~2009年度)。延べ床面積合計 394.08㎡(うち増築分106.08㎡)、建築面積合計 204.82㎡(うち増築分58.31㎡)。工期は2009年8月28日より2010年3月30日。

4月11日には、油津赤レンガ館改築竣工祝賀会が行われ神事には60人が参加。
獅子舞や琴演奏、油津保育所の合唱や中学生バンド演奏などの出し物がありました。
煉瓦倉総本舗会長の杉村圀彦さんは「日南市の観光開発、市民の教育や教養の場として大いに利用してもらうPRをやっていきたい。」と話していました。

油津赤レンガ館は油津の豪商河野宗四郎の四男宗人が主屋を増築すると際、1922年に建てられました。1997年に競売にかけられようとしましたが、地元有志31人が資金を出し合って「合名会社 油津赤レンガ館」を設立して3000万円で買い取り、2004年3月に日南市に寄付しました。現在は日南市文化生涯学習課が管理している。


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