プロレス興行「ランズエンド宮崎大会」(ランズエンドプロレスリング主催)が12月23日、おびすぎドームで開かれ、およそ200人が観戦しました。
日南市では16年ぶりにプロレスの開催を実現させたのは、プロレスラー・那須晃太郎選手(31歳・日南市油津出身)。
試合は全5試合で、老人に扮したレスラーとの対戦や、マスクマン同士の試合など、プロレスを生で初めて観戦する人でも楽しめる内容が展開されました。
時には観客に笑いを誘うようなアクションや得意技などが観られ、技がかかった時は大きな歓声や拍手が起こりました。
日南市公認の小学生アイドルグループ「ボニート×ボニート」が会場に駆けつけ選手を激励。花束を贈呈したあと那須選手にコブラツイストをかけるシーンも。
メインイベントでは、那須晃太郎選手、スーパータイガー選手対、ランズエンドプロレスリング代表を務める崔領二選手と、大門寺崇選手による60分1本勝負。
レフリーの制止を無視して場外戦にもつれ込んだりもしましたが、バックドロップ・エビ固めの技で、那須晃太郎、スーパータイガーが勝利をおさめた。
那須選手と同級生であり、凱旋試合を応援した植村吉敬さん(32歳)は「日南を盛り上げたいという思いがひしひしと伝わってきて、こういうエンターテインメントが日南に根付いていってくれることを切に願っています。那須くんも何年も前から開催したい思いがあったが、なかなか実現できなかった。那須くんも満足していると同時に今後ももっと日南を盛り上げていきたい思いが実現していってくれると期待しています」と話していました。
▽試合を終えた那須選手は「これ以上最高の気分はないと思う。いつも戦っている相手ではあるんですが、難癖があるんで思うようにはいかなかった。今日倒した大門寺は僕の後輩なので、先輩の意地があるので負けられない思いがあった」
▽凱旋試合に向けての思い「プロレスを通じて人間として成長できたので、日南の子ども達に味わってもらえればと思い取り組んだ。一週間前まで胃が痛くて、大丈夫かなと思ってマイナス思考になったり、精神的に不安になっていたが、日南の人の温かさを興行通じて思いました」
▽今後の意気込みについて「また1年くらい構想を練って、2回目は今回の反省点を生かして、今回以上の大会にあることをお約束しますので、またご来場ください」とコメント。
※期間限定で一部試合のダイジェストをご覧いただけます。
試合結果
<第1試合>
●伊香保京介 vs ○黒田哲広
(8分18秒 膝十字固め→ギブアップ)
<第2試合>
磁雷矢○ ヴァンヴェールジャック vs エルファルゴ● ユーセーエストレージャ
(11分50秒 変形アキレス腱固め→ギブアップ)
<第3試合>
石川修司○ ネグロ KAZE vs ウエザイル● 将火怒 がばいじいちゃん
(16分03秒 直下式ブレーンバスター→片エビ固め)
<第4試合>
KAI○ vs レブロン●
(13分40秒 スプラッシュプランチャ→エビ固め)
<メインイベント>
那須晃太郎○ スーパータイガー vs 崔領二 大門寺崇●
(21分37秒 バックドロップ→エビ固め)
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