看護の精神を受け継ぐため、日南看護専門学校の看護宣誓式が南郷ハートフルセンターでありました。 会場の灯りが消され、厳かな雰囲気の中、宣誓の儀が始まりました。
在校生や保護者などが静かに見守る中、純白のナイチンゲール像のそばのろうそくから自身のろうそくに火を移していきます。 ２年生３７人（19回生）がマスクをつけたまま「これから先も私たちの思い描く看護師を目指して日々挑戦、前進していくことを誓います」と看護宣誓。 去年は、新型コロナウイルスの影響で入学式をしていない学生たち。
小川淳子校長が「19回生の想いが込められた誓いの言葉。とても心に残る決意でした。いつまでもその想いを持ち続けてください。みなさんが誓われたことを、ひとりひとりがこれからの学習の中でどうやって実現していくのか大切なことだと思います」と学生たちを激励。
実習を控える学生は ▽清莉子さん（19歳）「自分の看護感を見つめ直すことができたので、これからも頑張れそうです」 ▽阿久根慶人さん（19歳）「新型コロナウイルスで苦しい１年間だったが、みんなと支え合って協力し合って国家試験合格と卒業に向けて頑張りたい」と話していました。
看護宣誓式は、２年生ひとりひとりが病院ので実習に入る前の心構えをするために、毎年この時期に行っています。
今年の実習は５月１１日から３週間行う予定。学生たちはコロナ対策で厳しい行動制限がある中、学校内での実習と日南市内の病院で実習に対応できるように準備を進めています。
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