毎年日南市内で開かれている中学生の軟式野球大会「第4回ケムナ･ブラッド･誠旗争奪 県南リーグ」が天福球場などで行われた。
シーズンオフ中に訪れたプロ野球・広島のケムナ誠投手（27歳 #29）は、後輩達の活躍ぶりを見学。この県南リーグはケムナ投手が初登板した２０１９年に優勝旗を寄贈したことで、これまであったリーグに「ケムナ誠旗争奪」と名前がついた。
ケムナ投手は２０１７年ドラフト３位で入団。昨シーズンは４勝０敗１４ホールドと好成績。前大会の優勝チーム吾田中学校の小倉泰紳さんが宮崎県選抜の主将も務め、全国大会に出場する原動力となった。
１４校が参加する試合は１２月２４日・２５日の２日間に渡り繰り広げられ、決勝は日南市の南郷中と飫肥（おび）中との対戦。 結果は１対４で飫肥中学校野球部が優勝。
ケムナ投手から優勝チームへ優勝旗、上位チームには盾と賞状が授与され、記念撮影や質問コーナーなどのファンサービスも行われた。
▽飫肥中学校野球部・大田原青空主将「今年初めての優勝だったので嬉しいです。最初から声を出したり、チームワークがしっかりできた」と笑顔。
▽ケムナ投手は「選手たちが明るく元気にプレーしているのを観て、自分自身も勇気をもらいましたし、来年も活躍して頑張ろうと思いました。僕が来て選手たちが喜んでくれるので嬉しいです」と話していた。
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