看護の精神を受け継ぐため、日南看護専門学校の看護宣誓式が4月19日に開かれ、日南市文化センターには生徒や保護者など約130人が参加。
会場の灯りが消され厳かな雰囲気の中、純白のナイチンゲール像から、ろうそくに火を移していきました。 看護宣誓式は2年生ひとりひとりが病院での実習に入る前の心構えをするために、毎年この時期に行っています。
2年生23人が「燈・暗闇を照らして見えるようにするもの。私たちは不安や悩みを抱える患者の心のそばに小さなあかりとなって寄り添います。23回生らしくみんなで支え合い、励まし合いながら、それぞれの目指す看護師像に向かって成長していくことを誓います」と看護宣誓。
▽小川淳子校長が「看護宣誓をした今日のことを、時が過ぎてもずっと心の中に存在することを願っています。不安もあると思いますが、同じ目標を持つ仲間と支え合いながら、23名が力を合わせて乗り越えていってください」と生徒たちを激励。
実習を控える学生は ▽堀田多江さん(19歳)「不安と緊張でいっぱいなんですけど、失敗しても立ち直ったりできるように頑張りたい」 ▽鴨﨑一誠さん(28歳)「不安が大きいんですけど、でもやっぱり現場に出ていろんな経験したいっていう思いが強いです。患者さんの心に寄り添えるように準備していきたい」とコメント。
今年の実習は5月7日から3週間行う予定となっています。 学生たちは県立日南病院や市立中部病院の協力を得て、患者を受けもち看護の計画をたてて実習に参加します。
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