日南市飫肥（おび）の城下町を舞台に、 歴史とアートが融合するイベント「DENKEN WEEK（デンケンウィーク）2025」が、 １１月１日から始まります。
飫肥城下文化財を活用した観光まちづくり事業協議会などが企画したこのイベントは、 歴史ある飫肥の町並みに、アートや音楽、食の魅力を掛け合わせた内容です。
今年は、飫肥出身の外交官・小村寿太郎の生誕１７０周年にあたる節目の年。 また、ポーツマス条約の締結から１２０年、 さらに、アメリカ・ポーツマス市との姉妹都市締結から４０年という記念の年でもあります。
イベントでは、武家屋敷や旧藩校などを舞台に、 現代アートの展示や音楽ライブ、体験型ワークショップなど、 地域の歴史と文化を感じられる多彩な企画が行われます。
オープニングを飾るのは、宮崎県出身のヴァイオリニスト・山内達哉さんによる演奏会。 タイトルは「杉音（すぎおと）の響宴」で、 １１月１日 午後４時から飫肥城跡のしあわせ杉で開かれます。 入場は無料です。
このほか、飫肥杉を使った手すきはがき作りの体験も行われ、 期間中は誰でも気軽に参加できます。 会場は藩校・振徳堂で、１１月１日から８日まで実施されます。
さらに、期間中の土日祝日には、飫肥地区周辺を巡る無料の周遊バスも運行され、
観光客にとって便利な移動手段として活用できます。「DENKEN WEEK 2025」は１１月９日（日）まで飫肥城下町で開催され、
期間中は飫肥の有料観光施設の入館料が無料となっています。
問い合わせ
飫肥城下文化財を活用した観光まちづくり事業協議会
tel.0987-31-1128（事務局：日南市未来創生課）
