
飫肥(おび)城跡の鬼門を守るといわれるパワースポット、日南市今町の「願成就寺(がんじょうじゅじ)」の境内にある、樹齢約330年のウスギモクセイが咲き始め、訪れた人たちを楽しませています。
高さおよそ11メートル、幹まわり5.5メートルの巨木で、日南市の指定天然記念物に指定され、みやざき新巨樹百選にも選ばれています。 今週に入ってクリーム色の花が咲き始め、現在はちょうど見頃を迎えています。

今年は冷え込みが遅くなった影響で、開花は例年より2週間ほど遅れました。 開花にあわせて、11月1日から3日までの期間、お抹茶の接待も行われており、訪れた人たちは木陰で抹茶を味わいながら、辺りに漂う高貴な香りと可憐な花を楽しんでいました。
▽宮崎市から友人と訪れた50代の女性は「初めて花を観ることができて、花の香りにビックリして癒やされました。ハンモックで休みたい気分ですね」と笑顔。


▽願成就寺の川﨑光俊住職は「いつもは10月上旬か中旬には開花するのに、こんなに遅い開花は初めて。今年もきれいに咲いてくれて、多くの方に来ていただき嬉しく感じています」と話していました。
願成就寺のウスギモクセイは、今年は11月5日頃まで楽しめるということです。
お問い合わせ
春日山 願成就寺
〒889-2525 宮崎県日南市今町1丁目5-35
tel.0987-25-1558
※抹茶の接待は期間中9:00〜15:00まで




