日南市の鵜戸地区で「七浦七峠まつり」が、11月8日に鵜戸小中学校の体育館で開かれました。 今年で11回目となるこのまつりは、地域おこしグループ・鵜戸倶楽部が主催し、地域のにぎわい創出と住民同士の交流を目的に続けられている恒例のイベントです。
コロナ禍で地域行事が減った時期もありましたが、今年も小さな子どもから高齢者までおよそ300人が訪れ、体育館は賑わいに包まれました。 運営には自治会やPTA、消防団など多くの地域団体が関わり、受付や会場準備などを支えました。
ステージでは、宮浦保育所の園児や鵜戸小中学校の児童・生徒がダンスや太鼓演奏などを披露し、会場からは温かい拍手が送られていました。
また、カラオケ大会や「潮わらばー会」によるエイサーの披露に加えて、今回初めて地元有志によるバンドの演奏もあり、歌やリズムに合わせて観客が手拍子を送るなど、一体感のある時間が続きました。
▽家族で訪れた外山達博さん(27歳・自営業)は「娘が人前で初めて演奏しているのを観て楽しかった。来て良かったと思います」と話していました。
まつりの締めくくりは恒例の抽選会で、地元飲食店で使える食事券や伊勢えび1キロなどの景品名が読み上げられるたび、会場から歓声が上がっていました。
▽鵜戸倶楽部会長の中野利勝さんは「運転ができない高齢者の参加手段など課題もあるけれど、自治会長たちと相談しながら、これからも高齢者も参加しやすい内容でまつりを続けていきたい」と話していました。
まつりの名称「七浦七峠」は、鵜戸地区に広がる七つの浦と七つの峠を指し、海と山が寄り添うこの土地ならではの景色をあらわしています。 地域を支える人々の思いが受け継がれるこの催しは、これからも住民が寄り添い合える場として続いていくことでしょう。




