日南市出身の料理人が、北欧フィンランドの日本大使館で公邸料理人として腕を振るうことになりました。
この料理人は、日南市出身の川口雄介さん(34歳)です。川口さんは2010年に日南学園の調理科を卒業後、京都市の宿泊施設・星野リゾートなどで料理人として経験を積み、今年4月からフィンランドの日本大使館で公邸料理人を務める予定です。
公募を通じて選ばれた川口さんは、在外公館との委託契約により勤務します。任期は原則2年間だということです。 公邸料理人は、大使館での公式行事などで各国の要人に料理を提供する役割を担います。
3月10日は、出発を前に日頃お世話になっている地域の人たちに感謝の気持ちを伝えようと、母親でJAみやざきはまゆう地区本部女性部長の川口昌子さん(65歳)の呼びかけで、飫肥地区の荒平公民館でおよそ20人を招いた食事会が開かれました。
食事では、父の川口廣一さん(78歳)が育てた野菜を使った煮物や揚げ物など約15品が「春の彩り弁当」として振る舞われ、参加者は川口さんの料理を味わいながら交流を深めていました。


▽地区の人は「見た目が色鮮やかで、食べるのが勿体ないくらいです。味もよくとても美味しいです」とコメント。
▽川口さん「こういう形で料理を出すことはこれまでなかったので、食べていただけて本当にうれしく、胸が温かくなりました。海外の方に日本食を知ってもらい、日本をよく見てもらう立場になるので、しっかりその役割を果たせるよう努めたいと思います。フィンランドに行っても、今回皆さんに喜んでもらえた気持ちを忘れず、これからも料理に取り組んでいきたいです」と話していました。
川口さんは、フィンランドで日本料理の魅力を伝える公邸料理人として新たな一歩を踏み出します。





