日本の棚田百選に認定されている日南市の坂元棚田で10月4日、昔ながらの稲刈り体験が行われました。
稲刈り体験は、坂元棚田保存会(古澤家光会長)が4年ぶりに開催したもので、お米が大好きな棚田オーナーおよそ50人が参加しました。
棚田オーナーたちが6月14日に手植えした稲は「ヒノヒカリ」。参加者は鎌を使い、黄金色に実った稲を一株ずつ丁寧に刈り取りました。小さな子どもたちも稲刈りに挑戦し、収穫の喜びを味わっていました。
坂元棚田は、かつて馬耕の普及によってつくられたもので、一枚の広さはおよそ5アール。現在、稲が植えられている棚田は110枚あります。
刈り取った稲は、「はさ」と呼ばれる竹で組んだ干し場に掛けて乾燥させます。1週間ほど掛け干しすることで、お米がよりおいしくなるということです。
千葉県から参加した夫婦は、「稲刈りは初めてで、鎌で刈る感触が良かったです。貴重な経験ができました」と笑顔で話していました。
今回の稲刈りでは、およそ200キロの米が収穫される予定で、棚田オーナーには11月中に精米されたお米25キロが届けられることになっています。
稲刈り体験の後には、棚田オーナーと保存会の交流会も行われ、参加者は秋の実りを感じながら交流を深めました。
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