日南市立鵜戸小学校(永岩俊一校長・全校児童24人)の閉校記念式典が2月27日に執り行われ、卒業生や元職員など約400人が出席しました。
少子化と過疎化で再編をする鵜戸小学校は1873(明治6)年、吹毛井小学校として創立。後に鵜戸尋常小学校、市町村合併法により日南市立鵜戸小学校と改称し、本年度をもって137年の歴史に幕を閉じます。
式典で永岩校長は「伝統を継承しながらも新しい小学校として現在・未来の子供達が新たな伝統を築いてくれることを期待します。」と述べました。
そして児童代表の齋藤優歩君(小6)は「学校が閉校するのはとても寂しい。子供の数が減っているから仕方がない。鵜戸小学校には本当にお世話になりました。ありがとうございました。」と児童代表ことばを述べました。
正門には記念碑が建てられ、児童達がカウントダウンに合わせて除幕をしました。式典後の語る会では、児童達の発表や戦時中に卒業をした人に卒業証書が永岩校長から授与されました。
出席した卒業生は、鵜戸神宮でおなじみの運玉を1961(昭和36)年頃から鵜戸小学校で作り始め、現在も運玉作りの伝統は続いていると懐かしんで話していました。
4月から現在の鵜戸中学校(宮浦)に潮小学校と鵜戸小学校が統合され「潮風の杜 鵜戸小中学校」という愛称で小中一貫教育校としてスタートします。
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