実り豊かな稲穂に育ったことに感謝する「抜穂祭」が鵜戸神宮の御神田で、7月26日に執り行われました。
この抜穂祭は2000年に約120年ぶりに復活させたは神事。 刈女役で鳥追い笠とかすりの着物で早乙女姿となったJAの職員や中学生、地元住民などおよそ40人が参加。
広さ2アール程ある御神田には、3月に植えたコシヒカリと餅米が実っています。 水田を管理している田長(たおさ)の「刈りませー」の号令で、一斉に稲を刈り取りました。
▽参加した鵜戸小中学校の6年生は「大きく育っていたので良かったです」 ▽中学生は「神様にお供えするものなので感謝の気持ちを込めて刈りました」とコメント。
▽JA職員は「田植えも稲刈りもして体力を使ったと感じた。生産されている方はすごいと思います」と話していました。
収穫された餅米(60kg)とコシヒカリ(60kg)は、鵜戸神宮で行われる新穀感謝祭や新嘗祭などで神前に供えられるそうです。
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