油津赤レンガ館でオルゴールコンサートが2月23日に行われ、市民らおよそ80人が、オルゴールから奏でるメロディーと演奏体験を楽しみました。
オルゴールの演奏をしたのは、宮崎市でオルゴール製造や販売をしている、岩満国吉さん(71歳・日南市飫肥出身)。
直径60センチ・奥行き40センチ程ある大型のディスクオルゴールで、「四季」や「モルダウ」などを聴きました。
そしてシリンダオルゴールを回して音の違いを比較。 ボディーが飫肥(おび)杉で出来ている手回しオルゴールは、きれいな音色を聴くことができ、会場から拍手が起こりました。 このオルゴール、なんと100年以上経った厳選された飫肥杉が使われており、杉をおよそ5年乾燥させてから製作に2~3ヶ月かかるそうです。
このあと来場者は、心の中にある風景を紙に描き、専用のパンチで穴を開けて、早速オルゴールにかけてみました。
今後の活動について岩満さんは「飫肥杉の音色が人間の五感や遺伝子に良い影響を与える、非常に爽やかな優しく懐かしい音がする。みなさんがなるほどなと思われるような動きをしたい」と話していました。
ふるさとに何か残せるものが作りたいと始めたオルゴールの製作。オルゴールは思い出の修理にもなるのではないでしょうか。
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