春の陽気の中、日南市の鵜戸神宮で「御田植祭」が古式ゆかしく行われ、米の豊作を祈りました。 毎年早場米の田植えの時期に合わせて、実り豊かな稲穂に育つようにと祈願しています。

 水田を管理している田長の大きなかけ声とともに、一斉に田植えを始めました。 かすりの着物に編み笠の早乙女姿になった巫女やJAはまゆうの職員。 水田に足をとられそうになりながらも丁寧に植えているのは、鵜戸小中学校の児童たち。 総勢約30人で、コシヒカリや餅米の苗を植えていきました。

▽児童「難しいけど楽しい」「神様に喜んでもらえるように大切に植えようと思います」  ▽巫女・田上美沙紀さん「五穀豊穣のお祈りとして、神に仕えるものとして、日頃の感謝を込めながら
みなさんと一緒にご奉仕できる日を楽しみに迎えました。こういった経験をさせていただくことが有り難いです」と話していました。

 2アール程ある御神田に植えた苗は、7月中旬頃の抜穂祭で収穫します。 8月1日にある新穀感謝祭や伊勢神宮にもお供えするそうです。

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