地域の仕事に理解を深めてもらおうと、日南市立南郷中学校の２年生７０人が職場体験。職場体験は市内の保育所や消防署など、２４の事業所で２日間行われました。
このうち、みなと保育園では５人の生徒が参加。子どもたちと砂場遊びや水遊びをしながら、仲良く接していました。 子どもの目線に合わせて給食の補助。絵本の読み聞かせもしてあげました。 布団の準備をしてあげて子どもたちは安心してお昼寝。
▽仕事を体験した生徒は「いろんな個性的な子どもたちがいっぱいいてとても楽しかった。職場体験をやってみて（仕事が）おもしろいなと思いました」「将来は看護師になりたいと思っていて、看護師になるうえでも、子どもの世話や接し方だったり必要だと思うので、今回すごく役に立ったと思います」と話していました。
体力に自信のある４人の男子生徒は消防署へ。毎朝行われている車両点検。消防車両に積まれている機材の説明などを隊員から受けています。消防の仕事についての説明。２０２１年は火災が２０件、救急件数が２３２１件であったことなどを教えてもらっていました。
消防隊員が訓練に励む訓練施設。放水の体験などをすることができました。
▽放水は初めての生徒たち「体力も力もいるので、僕は消防士になりたいので体力をつけたい。人を助ける仕事がやりたいので消防士を目指したい」と抱負を語ってくれました。
南郷中学校では、生徒たちに勤労観や職業観を身につけるために職場体験を毎年行っているそうです。
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