早咲きの桜「日南寒咲（にちなんかんざき）１号」が、暖冬の影響か例年よりも１ヶ月ほど早く咲き出しています。 日南寒咲１号は、桜の研究家でもあり日南市北郷町の松盛園（しょうせいえん）を管理していた故・黒木國光さんが「正月に咲く桜が作ってみたい」という思いから花粉を交配させるなどして１９５１年にできたものです。
ＪＲ日南線北郷駅の線路沿いには早咲きの桜が２１本植えてあり、場所によっては五分咲きの木もあります。 １月２１日は、観光協会やＮＰＯ法人などで組織する日南市花立公園さくらまつり実行委員会が「日南寒咲1号見頃宣言」として、地元の草団子と八重桜の花びらが入った桜茶を１００人に振る舞いました。
宮崎市から訪れた女性は「１月に初めて桜が観ることができて不思議な感じですね。メジロがたくさんいて、天気が良かったのでとてもキレイでした」とコメント。
日南市花立公園さくらまつり実行委員長・福岡浩一さんは「日南寒咲１号を皮切りに、３月には花立公園の１万本桜、６月のジャカランダなど、日南市は花物語として楽しめますので、ぜひ観に来ていただきたい」と話してきました。
実行委員会の話しによると、日南寒咲１号は２月中旬頃まで楽しめるとのことです。
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